令和5年度スローガン・会長所信

令和5年度 静岡YEGスローガン

『SMILE +』

~多様性をひとつの力に、そして進化する価値の創造へ~

会長所信

新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、私たちの取り巻く環境は一変しました。3年前は当たり前にできていた事が今は当たり前にできなくなりました。
私たちは、自企業の業務や静岡商工会議所青年部(以降、静岡YEGと呼称)の事業・例会に対して、急速な変化を強いられてきました。
また、一部地域の紛争に端を発し世界経済全体がバランスを崩し、日本の経済も変革や進化を求められています。

そのような中で、今、静岡YEGとして求められている要素として私が考えるのは、

『持続可能であること(Sustainable)』、    

『順応性があること(Malleable)』、   

『革新的であること(Innovative)』、

『先導的であること(Leading)』、

『感動的であること(Emotional)』。

これら5つの要素を、今後展開していく様々な事業に加えていくべく、『SMILE +(スマイル プラス)』をスローガンとして掲げ、この激動の時代を仲間と共に生き抜き、現実と向き合い将来に向けて歩みを進めていきたいと考えています。

 

 

<会員拡大と会員間交流と会員サポート>

静岡YEGの会員は、今後5年間で100名近くの卒会が見込まれる為、会員拡大活動は緩めることができません。
「数は力」ではありませんが、会員数が多ければそれだけ大きなパワーで事業にチャレンジすることができます。
令和5年度は活動の質だけでなく数にこだわり、会員数300名を目標に静岡YEGの仲間を増やし、
より多くのつながりを会員に提供できるよう、会員拡大活動に取り組みます。

また、YEG公式ツールであるエンジェルタッチを有効活用できるような事業を行うと同時に、新入会員を対象としたエンジェルタッチ利用のサポートを行います。新入会員は入会して間がなく右も左も分からない状態だと思うので、静岡YEGの楽しさ・真面目さ・YEGのスケールメリットを理解してもらえるような勉強会を実施し、新入会員が積極的に委員会や例会に参加できるようにサポートしていきます。

会員が増えてくる中で、参加する人と欠席する人がはっきり分かれてきています。
私は、委員会や例会の出欠のAT回答率が100%なのは当たり前だと考えていますが、令和5年度はさらに、委員会や例会への出席率にこだわります。

未来永劫、静岡YEGが『持続可能な(Sustainable)』団体でいられるよう、会員拡大と既存会員の出席率向上に取り組んでいきます。 

                       

 

<地域共生と広報>  

 静岡YEGとして静岡市民に対して存在感をアピールでき、また距離感を縮められるような、地域に密着した新規事業を実施します。
人の集まること自体が難しい局面といえるかもしれませんが、どのようなカタチで事業を実施できるのかを見極め、静岡YEGを時勢と地域の双方にマッチしたコンテンツを提供できる、どのような時代にも『順応性がある(Malleable)』団体にしていきたいと考えています。

また、地域のため静岡の未来のために、素晴らしい活動をしている静岡YEGの取り組みを地域の方々にホームページ・SNS・メディアを通じて知ってもらえるように取り組んでいきます。

 

 

<未来投資と提言>

静岡YEGは、静岡市の未来のある学生達を対象にした「Yじょぶ」や「職業講話」など青少年職育事業を行っています。
学生達に仕事の種類・働く意味・そのための準備や心構えを伝えることは、伝える側の私たち自身の成長にも繋がります。
これらの事業は中長期的な人材育成のための投資だと考え、継続をしていきます。

静岡YEGの政策提言については、私が委員長を務めたときに「防災」・「災害」をテーマで提言を行いました。
そのときの提言は、当時コロナ禍であったこともあって実証実験ができませんでした。また、静岡YEGの過去の提言にも実現していないものが多くあります。そこで、過去の提言も参考にしつつ、また他単会との意見交換も行い、これまでになかった、より『革新的な(Innovative)』提言をしていきます。

 

 

<会員ビジネスの拡大>

私たちがYEG活動に取り組むことができるのは、自企業の健全な経営があってのことです。
そこで、会員同士がビジネス上でより繋がれるように会員間の交流を推進します。
そのために、会員が自身のビジネスの特徴(強み)を理解し、会員同士の新たな連携のきっかけを作る事業を行います。
 また、会員個々の経営者としてのスキル向上のために、商工会議所の本来の活動を知ってもらい、経営相談・支援・融資・補助金申請などの知識を得られるような、経営者としてもメリットのある事業を行います。
静岡の経済団体の一つとして、地域経済やビジネスにおいて常に『先導的な(Leading)』活動をしていくのは自分たちであることを改めて自覚し、意識をしていきます。

 

 

<同好会活動と他単会交流>

私は、同好会活動は静岡YEGを楽しむ上で必要不可欠なものだと考えています。
現在、静岡YEGでは12の同好会があり、どの同好会も活発な活動をしています。
スポーツや趣味を通じて共に汗や涙を流した仲間とは、例会や委員会を通じた交流とはまた違った形で親睦を深めていくことができます。
静岡YEGだけではなく他単会との合同同好会を実施し交流するなど、同好会活動を通じYEG活動を勢いづけます。

令和5年度は、静岡県商工会議所青年部連合会(以降、県連と呼称)主管で「第43回関東ブロック大会三島大会」や「第20回YEG全国サッカー大会藤枝大会」が開催されるため、他単会会員との多くの交流機会があります。これらの事業について、他人事ではなく県連の仲間として自分事と捉え、静岡YEGとして存在感を示しながら、盛り上げて行きたいと考えています。

「県連事業」、「YEG世界遺産連盟会議」、「中部4YEG交流会」、「日本商工会議所青年部第43回全国大会」、「政令指定都市友好YEG交流会」などの事業を通じて、他単会会員とYEGに対する想いを共有し、その出会いから生まれる『感動的な(Emotional)』経験を創造し、交流と研鑽をしていきます。

 

 

 

<終わりに>

静岡YEGは、全国でも指折りの規模の単会になってきました。
静岡YEGとは、多くの仲間と出会い、刺激を受け合いながら様々なことを経験し、学び成長できる、多くの可能性を秘めた団体です。

私はYEGとして、失敗するにせよ、成功するにせよ、行動し続けます。

私はYEGとして、会員と多くの経験をし成長していきます。 

 令和5年度静岡YEGスローガン、『SMILE +』。

このスローガンを念頭において頂きつつ、1年間、共に『笑顔』で活動しましょう。    

よろしくお願いいたします。

令和5年度会長 和田迫 勝徳