令和8年度スローガン・会長所信

令和8年度 静岡YEGスローガン

共進化

共に考え、共に挑む Co-evolution

会長所信

 私たちを取り巻く社会・経済環境は、かつてないスピードで変化し続けています。技術革新、人口動態の転換、 価値観の多様化など、これらは既存の枠組みにとどまらない「進化」があらゆる組織や個人に求められている証 です。変化に対応するだけでなく、変化を創り出す存在へ。私たち静岡商工会議所青年部(以下「静岡YEG」)こ そが、地域と日本の未来に向けて進化の起点となるべきだと、信じています。 

 「共進化」とは、複数の生物が影響し合いながら進化していくことを意味する生物学の用語です。花の蜜を吸う 昆虫と花粉を運んでもらう植物は共生関係によって進化を遂げてきました。また、ライオンとシマウマのように、競 争関係の中で、進化を遂げてきた例もあります。私たち静岡YEGは、様々なバックグラウンドを持つ会員が集ま り、新しい可能性を探求する団体です。異なる視点やアイデアを持ち寄ることで、一人では実現することができな い、大きな変化を起こすことができるはずです。この連携と共創こそが、私たちが目指す「共進化」の核であり、地 域社会への最大の貢献になると確信しています。

 そこで、令和8年度は以下の3つの軸をもとに、活動を推進してまいります。 

1. 挑戦
私たちは、YEGとして一人ひとりが「夢に挑む」存在です。それぞれの企業や個人が掲げる目標に向かっ て、情熱と行動力を持って踏み出す仲間を支援し、新たな価値創造の芽を育てていきます。静岡YEGとして、 失敗を恐れずに挑む文化を醸成し、次代の挑戦者が集う団体になることを目指します。


2. 共創
「地域を愛し、日本を愛する」YEGとして、行政・企業・住民と手を携えながら、地域の未来を共に描いてい きましょう。多様な立場を越えてつながることで、地域が求める声に耳を傾け、静岡YEGが共に価値を創り出 す存在になることを目指します。

3. 育成 
「すべてのYEGは連帯の証となる」この言葉の通り、私たちは仲間と響き合い、学び合いながら成長してい きます。自身が得た学びや経験は自分だけのものではなく、仲間と分かち合い、互いを高め合う関係を育み
ましょう。次の世代に繋ぐ力を育てることで静岡YEGの永続を目指します。

 一人よがりの成功に事足りる時代はすでに過ぎ去りました。これからの時代に求められていることは、自らの利益だけでなく、社会全体の価値や持続可能な発展を見据えた挑戦をし、成果を積み上げていくことです。渋沢栄一翁が説いた「道徳経済合一」の理念が今、改めて重みを増しています。アントレプレナーとしての精神を育み、互いに学び、高め合うこと。それが、私たち静岡YEGの「共進化」であり、社会の永続的繁栄を実現する鍵となり ます。

共に考え、共に挑戦し、共に進化していきましょう。

令和8年度会長 森 博文